医学翻訳作業の流れ

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医学翻訳作業の流れ

ではここでは実際の医学翻訳がどのような流れで行われるか、作業の手順に従って見てみましょう。作業の流れは個人で翻訳を行っている場合と翻訳コーディネーターや翻訳会社を通じて受注した場合で変化しますが、ここでは一般的な翻訳会社を想定しています。

1.医学翻訳の受注
まずは営業部などのセクションで業務を受注した後、翻訳コーディネーターなどに内容を引継ぎます。翻訳コーディネーターは顧客のニーズや依頼の内容に最も適した人材を経験やスキル、過去の制作実例などに基づいて構築された自社内のデータベースを活用することによって振り分ける作業をします。医学関連の翻訳においてはその内容が医療、医療事務、臨床、医薬品関連、ヘルスケア、介護、臓器移植など非常に多岐に分かれているため、依頼内容に対応した専門分野を持つ翻訳者を選別することが仕事全体のカギを握る大きな要素となります。また得意分野が合致した翻訳者を選択することは時間や経費の面でも大きな効果があります。

2.翻訳作業
コーディネーターから翻訳者に業務指示書や電話によって翻訳の指示を出します。翻訳者は顧客の求めるニーズに配慮しながら納期までに翻訳を完成させます。

3.校正、納品前チェック
翻訳者から送られた内容は品質管理などを主作業とするスタッフにより用語の適格性や誤字脱字、固有名称、資料の正当性や著作権違反などがないか、さらに読みやすさなどを徹底的にチェックされます。基本的にチェックをするスタッフは翻訳者と同等以上の翻訳能力を有するものが担当します。

4.納品
最終チェックを通過した翻訳はすぐさま顧客に納品されます。

5.顧客による訂正および作業費用の請求
厳しいチェックを受けた翻訳であっても顧客の意向によって一部修正が入ることが良くあります。必要な訂正を施した上で最終的な納品となります。
以上が修了した時点で顧客に対し翻訳代金を請求します。

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